大学時代にオルカンを選んだ理由【20代がバランス型を選ばなかった自分の考え】

投資

こんにちは!トッティです!

皆さんは、NISAの銘柄選び迷いますよね。

私は大学生のころ、NISAを始めるにあたって最初に悩んだのが「何を買うか」という問題でした。

調べれば調べるほど出てくる「バランス型ファンド」「オールカントリー」「S&P500」という選択肢。

自分は最終的に株式型のeMAXIS Slim 全世界株式(以下からオルカンと記載)を選び、バランス型は選びませんでした。

この記事では、当時の自分がどういう考え方でオルカンを選んだのかとバランス型を選ばなかった理由を正直に書いていきます。

あくまで私の主観もありますので、銘柄選びの参考や投資方針を考えるきっかけとなれば幸いです。

この記事を書いた人

トッティ

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精神的負荷の少ない貯蓄をコツコツ実践。社会人1年目で保有資産100万円突破
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【プロフィール】
・20代(社会人2年目)
・NISA歴4年目
【保有資格】
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士 (FP2級)
・日商簿記3級
・証券外務員一種

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※この記事は特定のファンドへの投資を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。

銘柄選びが重要な理由

NISAを始めるとき、最初の壁になるのが「何を買うか」という問題です。

口座開設の手順や積立設定の金融庁のNISA特設サイトなどあるためやり方は調べればすぐわかります。

しかし、肝心の「どの銘柄を選ぶか」については、発信者によって状況や考え方も違うためどれを買えばいいかわからないという方が多いと思います。

一旦、その銘柄を何年も積み立てた後である程度成果が出た後だと変えるのは難しくなります

つまり銘柄選びとは、今後数十年投資し続けるための重要な判断です。

なんとなく選ぶのではなく、自分なりの考えを持って選ぶことが長期投資では特に大切になってきます。

NISAの積み立て投資枠には、「株式型」「バランス型」の種類があります。

以下は、それぞれどういったものか解説していきます。


株式型とは

投資先が、株式のみ(または株式中心)で構成された投資信託です。

有名なものは、全世界株式(オルカン)やS&P500インデックスが代表例です。

リターンの源泉が株式の値上がり益・配当に限られる分、長期では資産クラスの中で最もリターンが高くなる傾向があります。

一方で、値動きの振れ幅は大きくなるため、暴落時に動じない精神力が求められます。

コスト(信託報酬)は、eMAXIS Slim全世界株式の0.05775%に代表されるように、バランス型と比べて低コストなものが多い点も特徴です。

バランス型とは

株式・債券・REITなど複数の資産クラスをひとつのファンドの中に組み合わせて保有するタイプの投資信託です。

有名なところでは「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」があります。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITを均等に8分割して保有する設計になっています。

バランス型の最大のメリットは値動きが穏やかになりやすいという点です。

株式が下落しても、債券が上昇してカバーするような動きが期待できます。

精神的に安定しやすく、初心者にも「わかりやすい」という安心感があります。

一方で株式市場が好調なとき、債券などが足を引っ張る形になりやすく、伸びが抑えられます

また、複数の資産クラスを管理する分、信託報酬が株式インデックスファンド単体より高くなりやすい傾向があります。


大学時代にオルカン(株式型)を選んだ理由

① 20代はリスクを取れる年代

まず前提として、投資においてリスクとリターンは表裏一体です。

リスクを下げればリターンも下がります。これは避けられない事実です。

しかし、20代の自分にとって、リスクを抑えることにどれだけの意味があるのでしょうか。

正直に言うと、「あまりないのでは」という結論になりました。

理由は、時間も体力もあるからです。

仮に今年大きく下落したとしても、自分には30代・40代・50代があります。

オルカンは長期で持ち続けることができれば、歴史的に見て株式市場は回復してきました。

もちろんこれは過去の運用成果であるため、将来の保証はありません。

しかし、20代が「暴落したら怖い」という理由だけでリターンを犠牲にするのは、時間という最大の武器を捨てているようなものだと感じました。

バランス型ファンドは下落を緩やかにする効果はありますが、上昇局面でも伸びが抑えられます。

老後が近くて収入が減る50代・60代ならその安定感は大きな意味を持ちます。

20代でまだまだ仕事をしている自分には、「安定」より「リスクをとって成果を求める」ほうが優先度が高いと判断しました。

リスクを取れる期間が長いということは、それ自体が資産です。

20代のうちにその資産を使わないのはもったいないと思いました。

② バランス型はコストがかかる

投資信託には「信託報酬」という手数料がかかります。

これは年率で資産に対してかかり続けるコストで、長期投資においては地味に効いてきます。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の信託報酬は年率0.05775%(2024年時点)で、これはかなり低い水準です。

一方でバランス型ファンドの場合、複数の資産クラスを組み合わせて運用するぶん、信託報酬がやや高くなる傾向があります。

「たかが0.1〜0.2%の差」と思うかもしれません。でも複利で30年・40年運用することを考えると、この差は無視できないレベルになってきます。

たとえば100万円を年率5%で30年運用した場合と、コストが0.2%高い年率4.8%で運用した場合では、最終的な金額にそれなりの差が生まれます。

小さな差が時間をかけて積み上がるのが複利の怖さでもあり、面白さでもあります。

③ 暴落は生活防衛資金でカバーできる

オルカンは全世界に投資しているとはいえ、株式であるため大暴落はどこかで起こります。

それに備えるための、自分の考えは生活防衛資金を持つことです。

投資の世界では「余裕資金で投資する」というのが大原則です。

これはつまり、投資に回したお金が仮にマイナスやゼロになっても、生活が壊れないようにしておくということです。

自分が意識しているのが、生活費3〜6ヶ月分は現金で確保しておくことです。

これが生活防衛資金の考え方です。

この資金があれば、仮にオルカンが暴落して資産が半分になったとしても、すぐに売る必要はありません。

生活は現金で回すことができます。

逆に言えば、生活防衛資金がない状態での投資は危険です。

暴落のタイミングで生活費が必要になり、底値で売るはめになります。

これが一番避けたいシナリオです。

投資部分はオルカンで成長を狙い、守りは現金でやる。

この役割分担のほうがシンプルで、コストも低く抑えられると思っています。

④ 複利を最大限に活かすため

複利とは、運用で得た利益をそのまま再投資して、次の利益を生む仕組みのことです。

元本だけじゃなく、利息にも利益がつくイメージです。

この複利が最も力を発揮するのは、長期間・高いリターンで運用し続けたときです。

バランス型ファンドは安定はしていますが、債券などを含む分、期待リターンが株式100%より低くなりやすいです。

短期的には小さな差でも、複利で20年・30年積み上げていくと、その差は無視できないものになってきます。

オルカンはその条件を満たしています。

全世界の株式市場に分散しながら、信託報酬は業界最低水準。

売買する必要もなく、ただ積み立てて持ち続けるだけでいいです。

複利の力を信じるなら、余計なことをしないのが一番だと思っています。


株式型(オルカンなど)が向いている方・バランス型が向いている方

ここまで自分がオルカンを選んだ理由を書いてきましたが、正直どちらが向いているかはその人のリスク許容度や考え方、資産状況、年代、家族状況などによって違います。

自分の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。

株式型(オルカンなど)が向いている方

投資期間が長く取れる方 : 20代・30代など運用期間を長く取れる方には株式型が向いています。仮に暴落があっても、時間をかけて回復を待てる余裕があるからです。

生活防衛資金をしっかり確保できている方 投資とは別に、生活費3〜6ヶ月分の現金を手元に持てている方は、株式100%でも精神的に耐えやすいです。暴落時に「売らなければいけない」状況を回避できるのが強みです。

下落局面でも冷静でいられる方 株式型は値動きが大きく、年によっては資産が20〜30%以上減ることもあります。それを見ても「長期で持てばいい」と割り切れる方には向いています。逆に、暴落を見るたびに不安になってしまう・毎日寝れないという方は注意が必要です。

コストをとことん抑えたい方 信託報酬の差を重視する方、自分で現金比率をコントロールしてポートフォリオを管理できる方にも株式型は向いています。

バランス型が向いている方

投資を始めたばかりで値動きに慣れていない方 初めて投資をする方にとって、大きな値動きは精神的なストレスになりやすいです。バランス型は値動きが穏やかなため、「成果より安心感」を優先したい方には安心感があります。

投資期間が短めの方 : 10年以内に大きな出費(住宅購入・教育費など)が控えている方は、暴落のタイミングが重なるリスクを避けたいはずです。そういった方にはリスクを抑えたバランス型のほうが合っている場合があります。それ以外にも定年間際や年金生活の方などは収入が限定的であるためリスクを取りにくい傾向にあります。

暴落時に感情的になりやすいと自覚している方 投資で一番やってはいけないのが、暴落時にパニックで売ってしまうことです。値動きが穏やかなバランス型のほうが、感情的な判断をせずに持ち続けやすいという面もあります。自分のメンタルの特性を理解した上で選ぶことも、立派な戦略です。

このように、どちらが正解というわけではなく自分の状況・性格・目的に合っているかどうかが一番大事です。

「みんながオルカンを選んでいるから」「バランス型が安心と聞いたから」という理由だけで選ぶより、自分なりの根拠を持って選んだほうが、長期投資は続けやすくなります。


まとめ : 自分なりの投資方針を持とう!

ここまで4つの理由を書いてきましたが、理由をまとめると「シンプルだから」に尽きるかもしれません。

  • 20代はリスクを取れる → 株式100%でいい
  • 低コスト
  • 暴落対策は生活防衛資金(現金)の確保
  • 複利を最大限に生かす

※あくまで筆者の投資方針です。

投資に「絶対の正解」はありません。

ただ、自分なりの投資方針を持って選ぶことには意味があると思っています。

自分の場合は「20代・独身・時間がある・生活防衛資金あり」という状況で、オルカンが最もシンプルで合理的な選択でした。

同じ20代で投資を始めようとしている人やそれ以外の方にも参考に少しでもなれれば嬉しいです。

※この記事は特定のファンドへの投資を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。

参考サイト

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