こんにちは!トッティです!
今回は「1年で億り人になる」という書籍を紹介していきます!
投資やお金に関する本は数多くありますが、「1年で億り人になる」というタイトルはインパクトが強いですよね。
この書籍は、ネット上で「怪しい」という意見が多く、実際に読んでみて確かめたいという好奇心がありました。
また、「どんなやり方や考え方で短期間に資産を築いたのだろう?」と気になって読み始めました。
このレビューでは、本の概要や印象に残ったところ、メリット、デメリットなどをまとめていきます。
この記事を書いた人
※この記事はアフィリエイト広告を含みます
【PR】: 短期的に億を稼ぎたい人向けの書籍!
本の概要

「1年で億り人になる」という書籍は、短期間で資産を大きく増やすことをテーマにしています。
著者が世界中で交流してきた資産家の投資や資産形成の実体験をベースに、どのような考え方や行動を取れば大きなリターンを狙えるのかが語られているのが特徴です。
また、ノウハウ以外にも著者自身の成功や失敗を交えながらリアルに書かれております。
なので、臨場感を持って読める一冊だと感じました。
いい借金と悪い借金の違いについて

この本で特に印象的だったのは「いい借金」と「悪い借金」の違いについての考え方です。
多くの人にとって、借金はネガティブなイメージがあると思います。
しかし、本書では「資産を増やすために使う借金は良い」「浪費のためにする借金は悪い」と明確に区別されています。
たとえば、不動産投資のためのローンは、投資する金額を増やして収益を生み出す前提で借りるので “いい借金” とされています。
一方、ブランド品や贅沢な旅行のためのローンは、将来の資産を減らすだけなので “悪い借金” とされています。
この視点を知るだけでも、借金に対する考え方が変わる人は多いと思います。

自身も「借金はよくない!」という発想が強かったですが、この本を読んで少し借金に対する認識が変わりました。
この本のメリット
借金の違いを学べる

上記で述べたように、一般の人からすると「借金はよくない」という認識が強いと思います。
しかし、本書では「いい借金」と「悪い借金」の違いが明確に書かれており、ローンや借入を使い方によってどう捉えるべきかを学ぶことが出来ます。
これを理解することで、不動産投資をしたい方や手元にお金が無く投資が出来ないと困っている方に役立ちます。
他の投資本とは違った内容が学べる

一般的な投資本は、株や投資信託など長期投資の解説をするものが多いです。
しかし、この本は現物投資(有名なのは不動産投資)を活用して短期的に億を稼ぐという内容であります。
著者が、世界中で交流してきた資産家の投資法やマインド、不動産を絡めた独自の切り口で書かれているため、新しい視点を得られます。

他の投資本とは違った内容であり、読んでいて不思議な気持ちになりました!
投資や浪費に関する重要なマインドも書かれている

単なるテクニックではなく、短期的に億を築くのを成功させるためのマインドや行動力の大切さが語られています。
他にも、浪費の改善や節約をしていくためのマインドを書かれております。
なので、莫大な資金を築く資産家のマインドを学びたいという方々にも非常に参考になるとは思います。
この本のデメリット
不動産投資の具体的なリスクが書かれていない

この書籍は、「現物投資(不動産投資)が一番破壊力があってどんな投資法でもかなわない」と記載があります。
しかし、不動産投資には以下のリスクがあることを頭に入れておくことが重要です。
- 空室リスク : 自身でアパートやマンションを運営する場合、入居者が集まらなくて家賃収入が集まらない可能性がある。
- 流動性のリスク : 建物を現金にしたくても直ぐには出来ません。
- 修繕のリスク : 台風や地震などで建物が損傷する可能性があるため、火災保険は必須。また、物件の老朽化により、修繕費が掛かる可能性があります。
- 金利のリスク : 市場金利が上昇し、借入金の返済額が膨らむ可能性があります。
他にも、不動産を持つことで固定資産税を払わなければいけない税制面のリスクもあります。
なので、この本は不動産のリスクの説明が不足しているため、投資初心者が内容を鵜呑みにすると危険です。
億を稼ぐつもりがない人には向かない

本の方向性が「短期間で一気に資産を増やす」に偏っているため、NISAやiDeCoなどを活用した長期投資や少額で資産形成を行っているコツコツ派には内容が合いません。
投資というよりは、短期的に稼ぐ意味合いを持つ “投機” という言葉の方が近いかもしれません。
簡単に出来ると誤解する可能性がある

著者の成功体験が強調されているため、「自分もすぐにできる」と思い込んでしまう人もいるかもしれません。
しかし、上記でも述べた通り、不動産投資にはいくつかのリスクがあります。
また、筆者は「手元にお金が無いなら、借りればよい」と述べていますが、自分の余裕資金を超えた範囲で投資を行うことは
- 借入金の返済が困難になる可能性
- 景気変動で予測できない支出が増える
- 借金だけが残る
- 信頼関係が崩れる(身内からお金を借りた場合)
上記のリスクがあります。
なので、短期間で莫大な資産を築くというのはそれ相応のリスクを伴うというのは必ず理解しておきましょう。

短い期間で稼ぐには、「なぜ億を稼ぎたいのか」「それ相応のリスクを背負う覚悟があるか」このような目的や理由、リスク許容度が大切だと感じます!
この本を読むのをおすすめする人
- 投資 (投機)で短期的な利益を得たい人
- 他の投資本とは違った内容を体験したい人
- 不動産投資に興味がある人
- リスク許容度が高い人
この本を読むのをおすすめしない人
- お金の知識が全くない人
- 短期的な大きな成果よりも、長期的に資産を築きたい人
- リスク許容度が低い人
まとめ

「1年で億り人になる」は、短期的に億を稼ぎたい人向けの資産形成の手法・マインドを学べる本です。
特に「いい借金」と「悪い借金」の違いは、ローンを組む人や不動産に興味がある人にとって実用的で参考になるものだと思いました。
しかし、不動産投資のリスクや再現性についてなどはしっかりとした勉強が必要であると感じました。
また、内容だけ見ると「簡単に稼げそう!」と思ってしまう方もいると思います。
なので、短期間で莫大な資産を築くというのは大きなリスクを伴う という点を必ず頭に入れてるべきだと感じました。
他にも、本記事では説明しきれなかった内容もあります
気になる方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか!
【PR】: 短期的に億を稼ぎたい人向けの書籍!
コメント