最近、NISAを始めてみようか考えている方多いですよね。
NISAは運用益に税金がかからない魅力的な制度ではあります。
しかし、NISAにも人によって向き不向きがあると自分は感じております。
今回は、NISAを利用しても大丈夫な人・やめた方がいい人の特徴を解説していきます。
この記事を読んで、自分自陣がNISAに向いているのかの参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
NISAとは?

NISAとは「少額投資非課税制度」と呼ばれ、投資で得た利益や配当金にかかる約20%の税金が“非課税”になる制度です。
扱っている商品は、長期の積み立てや・分散投資を目的とした投資信託や上場株式です。
NISAで扱う投資信託の商品は、金融庁の定める基準も満たした商品に限定されているため怪しい商品を買ってしまうリスクはなく、安心して売買をすることが出来ます!
また、2024年からは「新NISA」として制度がリニューアルされました。
- 非課税期間が20年から恒久化
- 年間投資枠が拡大(最大360万円)
- 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能
上記の通り、非課税限度額や機関が拡大しより使いやすくなりました。
仕組みを理解し、自分のライフプランに合わせて使うことが大切です。

まずはNISAの大まかな内容を理解してみよう!
金融庁の公式サイトでも説明されております!!
③ NISAを利用しても大丈夫な人の特徴
① 長期的にお金を増やしたい人

投資を知らない人からすれば、「投資って短期的に増やすものでしょ?」と考える方が多いと思います。
しかし、上記でも説明した通りNISAは、長期の積み立てや・分散投資を目的とした投資信託や上場株式を取り扱っております。
「老後の資金を貯めたい」「子供の教育資金に備えたい」「将来、何か高額なものを買いたい」など、将来の出費に備えるのにNISAは適しております。
短期的な値動きではなく、10年〜といった長期的に運用できる人はNISAに向いています。
② 毎月の生活費に余裕がある人

生活にゆとりがあり、貯金や投資に回せる余裕がある方はNISAを始めても大丈夫です。
投資はあくまで“余裕資金”で行うものなので、生活資金を削ってまでNISAに回すにはお勧めしません。
NISAにある、分散投資を目的とした投資信託は確かにリスクは抑えられてはおりますが、依然あったトランプショックと呼ばれた株価の暴落時などのリスクを避けることは難しいです。
急にお金が必要で引き出そうと考えた時に元本割れしている可能性があります。
そのため、生活費を削ってまで投資をするのは避けましょう。
このように、生活費にゆとりがある方はNISAを始めても大丈夫だと感じます。
「生活費に余裕がない」という方は、NISAを始めるより先に毎月の固定費や変動費を見直すことから始めましょう!
気になる方は、以下の記事を合わせてお読みください。
③ 結果に一喜一憂しない人

NISAをやっていると「上がった!」「下がった!」を繰り返します。
それにより、短期的に売買してしまう方々がいると思います。
しかし、上記でも述べた通りNISAは長期的な資産形成を目的としており一時的な下落は“通過点”にすぎません。
また、感情に左右されて売買を繰り返すと、長期運用の複利効果を活かせなくなります。
なので、NISAの目的は「短期的な利益ではなく、数十年の長期的利益を生み出すため」と認識しておくべきです。
このように、一時的な結果に流されない方はNISAを始めても大丈夫だと感じます。

個人的には、株や経済などに関するニュースを気にしすぎないのが継続しやすいと感じます!
NISAを“しない方がいい人”の特徴
① 短期間で大きく儲けたい人

NISAは長期投資向けの制度で短期あるため、売買を繰り返すと非課税の恩恵を受けにくくなります。
もし、「今ある資産を二倍にしたい!」などの短期的なもうけを考えている方にはおすすめしにくいです。
短期売買を狙うなら、NISAではなく一般口座や特定口座を使った方がリアルタイムで取引可能で柔軟にできます。
NISAは「長く持ってじっくり育てる」人のための制度であり、スピード勝負の投資とは真逆の性質を持っています。
② どうしてもリスクを取りたくない人

NISAで扱っている商品は、長期の積み立てや・分散投資を目的とした投資信託や上場株式です。
そのため、通常の個別株よりはリスクが低いですが、NISAも投資であるのでリスクはあります。
そのため、「絶対に元本割れしたくない」「リスクを取るのが怖い」という方にはおすすめできません。
NISAを始める前にチェックしておきたいポイント
いきなりNISAを始める前に、以下のチェックリストを確認しましょう。
- 生活費用の貯金があるか?
- 自分のリスク許容度はどれくらいか?
- 投資の目的と期間を明確にしているか?
- どんな商品に投資するのか理解しているか?
これらをクリアできていれば、NISAを始めても途中で座せるせずに継続しやすいです。
逆にどれか1つでも不安がある場合は、まだ準備期間にしておくのも立派な判断です。

自分のリスク許容度が分からない方は、ネットにあるリスク許容度診断を活用してみましょう!
まとめ:自分に合っているか判断して活用しよう!

今回は、NISAを利用しても大丈夫な人・やめた方がいい人の特徴を解説しました!
NISAは確かにお得な制度ですが、誰にも向いているというわけではありません。
そんな人が、NISAの恩恵を最大限に受けることができます。
まずは、自分の目的や生活、資産状況などに合っているかを確認してやってみましょう!
コメント