こんにちは!トッティです!
「何故、給料から健康保険というのが引かれているんだ?」「通院すると結構医療費が掛かるな…」そう思ったことはありませんか?実は、日本の健康保険ってすごく恵まれているって知っていましたか?私は学生時代、医療費ってかなりの出費になるなと感じておりちょっとして不満がありました。しかし、FPの資格を勉強して保険の事を調べ、医療費や保険制度の仕組みを学ぶうちに日本は医療保険の制度が恵まれていることに気づき、そのありがたさを実感するようになりました。
今回は、日本の健康保険制度がいかに手厚いのか、3つのポイントで解説します。
医療費は原則3割負担で済む

日本では、医療機関で診察や治療を受けた際の自己負担は原則3割です。子どもや高齢者は1〜2割になることもあります。会社員や扶養に入っている人たちは、公的保険である健康保険に加入しているので通常では高額な医療費を払わないといけないのをかなり負担が少なくなっている仕組みです。
▶ 他国と比較すると…
- アメリカ:保険に入っていても高額な自己負担(数万円〜数十万円)がかかることもあり、無保険の人も多く、医療破産の原因になることも。
- フランス:保険制度は整っていますが、場合によっては日本よりも負担が大きくなる場合が少なくありません。
- ドイツ : 原則無料
つまり、日本は「気軽に病院に行ける」国の一つなのです。
高額療養費制度で医療費が一定額以上かからない

「大きな事故にあい莫大な医療費がかかるかもしれない…」「がんになって長時間入人することになってしまった….」そんな心配を考えたことはありませんか?日本では、入院や大きな手術など医療費が高額になったとしても、高額療養費制度により月ごとの自己負担には上限が設けられています。例えば、年収300万円台の人であれば、約8〜9万円程度が上限です。また、通院や入院する前に「限度額適用認定証」の交付を受ければ事前に支払う金額がもらえるので窓口負担がより下がります。これに万が一莫大な医療費が掛かることになっても安心感があります。
病気やケガで働けなくなっても手当が出る(傷病手当金)

「入院して給料が出なくなったしまうと困るな…」そう考えたことありませんか?会社員や公務員であれば、病気やケガで働けなくなった場合、最大1年6ヶ月間、給与の約2/3が支給されます。これが健康保険の「傷病手当金」制度というものです。突然の病気でも生活が途絶えにくい仕組みになっています。なので、万が一身体的、精神的病に犯されてしまっても安心という気持ちで働けます。
まとめ:日本の健康保険制度は手厚い

日本の健康保険制度は、
- 医療費3割負担
- 高額療養費制度
- 働けない場合の手当金健康
生活を守る仕組みが整っている点で非常に手厚い制度です。私たちが「当たり前」と思っているこの制度は、世界的に見てもかなり充実しています。だからこそ、保険料を払う価値があり、いざという時に頼れる存在なのです。
今後もこのようなFPや自身の体験談に関することを勉強しつつ発進していこうと考えております。「これは間違っているだろ!」と思われた方はご指摘していただけると嬉しいです。最後まで見ていただきありがとうございました!ブログ以外では、インスタグラムやX(旧ツイッター)などでも活動をしております!興味がある方はぜひ見てくださると嬉しいです!
参考資料 : 日本医師会 日本と諸外国の医療水準と医療費|世界に誇れる日本の医療保険制度|日本医師会
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