保険は本当に必要なのか?まず知っておくべき保険の基本【私的保健】

保険

こんにちは!トッティです!

今回は保険とはどうゆうものなのか解説していきます。

保険には大きく分けて以下の2種類があります。

  • 公的保険が提供する制度(例:健康保険、介護保険、雇用保険、年金など)
  • 私的保険民間の保険会社が提供する保険で、個人の意思で加入するもの

本記事ではこのうち、私的保険についてFPの知識を生かして詳しく解説していきます。

また、基本的な内容に触れた後、「本当に私的保険って必要なのか?」という問いに対する個人的考えをお伝えしていきます。

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そもそも保険は何のためにあるのか

事故・病気・災害・ケガなど、自分の力だけでは対応できないリスクに備える手段としてあるのが「保険」です。

簡単に言えば、保険は“お金でリスクに備える”仕組みです。

私たちの生活には、予測できないリスクが数多くあります。

たとえば突然の入院や手術で高額な医療費がかかったとき、保険に加入していればその費用の一部、または全額が補償されることがあります。

保険は、家族がいる人や収入が不安定な人にとっては、経済的リスクを分散する大切なものになります。

私的保険は主に二つに分かれる

生命保険

生命保険は、主に「死亡」「病気」「ケガ」「障害」などに対して保障を提供する保険です。

以下の3つが有名な生命保険です

  • 死亡保険:契約者が亡くなった際に、遺族に保険金が支払われる。
  • 生存保険:生存している場合のみ保険金が支払われる
  • 生死混合保険:生存していても死亡しても保険金が支払われる。

特に家庭を持つ方や扶養家族がいる方にとっては、万が一の際に家族の生活を守るための備えとして重要です。

損害保険

損害保険は、物や財産に関するリスクを補償するための保険です。

代表的なものには以下があります。

  • 自動車保険:自動車で起きた事故による対人・対物賠償や車両の修理費を補償
  • 火災保険:住まいや家財が損害を受けたときに補償
  • 賠償責任保険:他人に損害を与えてしまったときの賠償責任をカバー

生命保険とは違い、発生する損害に対して補償する点が特徴です。マ

イホームや車など高額な資産を持つ方は、特に重要視したい保険です。

私的保険は本当に必要なのか

私的保険が必要なのかは、契約する方の財産状況や家族構成、年齢などで変わります。

たとえば、十分な貯蓄があり、万が一のときも自力で備えられる人であれば、保険に入らなくても問題ない場合があります。

一方で、まだ貯蓄が少なく、家族を養っていたり収入源が一つしかない場合には、リスクに備えるために保険を活用することが有効な場合もあります。

つまり、私的保険は「誰にでも必要」「誰にも必要ない」と一概に言えるものではありません。

その人の状況によって、必要かどうかは変わってきます。

保険に入る前にチェックすべきポイント

保険に加入する前に、以下の3点を必ず確認しておきましょう。

  • すでに加入している公的保険(健康保険・労災など)で何がカバーされるのか
  • 自分や家族の生活費、貯蓄、収入の状況
  • 本当に必要なリスクに備えることができるのか

なんとなく「不安だから」手当たり次第に保険に入ってしまうのは危険です。

保険はお金を使う分備えすぎてしまったり、リスクが低いものに対する保険に契約したり、保険の内容が重複したりすると払い損になってしまいます。

保険はあくまでリスクをカバーする手段であり、万能ではないことを忘れてはいけません。

なので、上記3つの点に気を付けて保険を契約しましょう。

保険契約でやってはいけないこと

保険に関して失敗してしまう人には、共通点があります。

以下のようなことは避けるようにしましょう。

  • 営業マンに言われるがまま契約する
  • よく保険内容を理解していないまま入る
  • 保険料の支払いが家計を圧迫している
  • 他の契約している保険と内容が重複している (片方の保険しか適用されないことがある)

特に、「貯蓄型=安心」「掛け捨て=もったいない」といった先入観にとらわれてしまうと、自分にとって本当に必要な保障が見えなくなってしまいます。

人に勧められたからやなんとなくよさそうだからで契約するのではなく、専門家に話を聞いたり自身で調べたりして最終的には自分で契約するべきか決めましょう。


まとめ : 保険は計画的に契約しよう!

保険は、万が一のときの経済的ダメージを最小限に抑える手段として、現代の生活に欠かせない存在です。

しかし、やみくもに加入するのではなく、「自分にとって本当に必要な保障とは何か?」を冷静に考えることが大切です。

保険は“入れば安心”ではなく、見極めて選ぶことこそが安心につながります。

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