こんにちは!トッティです!
「毎月50%の利回りが確約されている投資があるよ」「初期投資に20万円かかるけど直ぐに回収できるよ」そんな甘い言葉に惹かれたことはありませんか?今回は、実際に私自身も遭遇した“ポンジスキーム”という詐欺的な仕組みについてお話しします。うまい話には必ず裏がある。そんな教訓を得た実体験も交えながら解説していきます。
ポンジスキームとは

ポンジスキームとは、
出資者から集めたお金を、実際には運用せずに、後から参加した出資者の資金を使って前の出資者に配当を支払うという詐欺の手口です。
最初は「出資してくれたお金で儲けることが出来た!」と話をして信用させようとします。その後、出資者からの資金が多く集まったタイミングで運営者が消えるという仕組みです。要するに「お金のやり取りを装ったねずみ講」です。有名な例でいえば、アメリカのバーナード・マドフによる巨額詐欺事件があります。日本でもFX投資、暗号資産、海外投資案件、携帯販売などの形をとっています。ニュースでよく聞くマルチ商法といわれるものもポンジスキームの仕組みになっていることがあります。
自分が実際に体験した例

私自身、実際に「怪しいかも?」と感じたことが何度かあります。ひとつは、携帯販売の副業をやってみないか?という誘いでした。最初は「携帯を販売するだけで稼げる簡単な仕事」という話でしたが、詳しく話を聞いてみると、「紹介すれば紹介するほど報酬が増える」といった構造で、商品(携帯)よりも“人を紹介すること”に報酬の重きが置かれている印象でした。「これはポンジスキームの構造なのでは?」と感じ、断りました。
また、もうひとつ驚いたのは、高校時代に学年トップだったような優等生の知人が、マルチ商法にハマっていたことです。自分に直接連絡が来ることはありませんでしたが、他の同級生によると「誰でも稼げる仕組みがあるんだよ」と久しぶりにあったら学生なのにスーツを着て熱心に話してきて、最終的には“どこかの建物で話をしないか?”と誘われたそうです。当時はその知人は通っていた高校の中でもトップクラスの成績を出していた優等生でした。そんな子でもマルチ商法にハマってしまうのかとショックだったのを覚えています。
美味い話は入ってこないというスタンスでいること

こうした詐欺に引っかからないためには、「自分だけが得をする話はこの世に存在しない」と心に刻むことが大切です。高配当や元本保証、短期でのリターンなど、「うますぎる話」は基本的に疑うべきです。誰かの“儲け話”には、必ずその裏に仕掛けた人間の“意図”があります。「それ、本当にリスクを説明してくれた?」「何でその人は、あなたに儲け話を持ってきたのか?」など、これらを常に冷静に考える癖をつけましょう。
まとめ : 疑う力を持とう!

ポンジスキームは、誰でも騙される可能性がある巧妙な詐欺です。私も実際に周りでそれらの被害を見たからこそ、現在でも「うまい話は存在しない」というスタンスで物事を見るようにしています。少しでも怪しいと思ったら、すぐに第三者に相談する、ネットで調べる、専門家や警察に相談するそれだけで回避できるリスクは大きく減らせます。自分の大切なお金を守るためにも、「疑う力」をぜひ身につけてください。
今後もこのようなFPや自身の体験談に関することを勉強しつつ発進していこうと考えております。「これは間違っているだろ!」と思われた方はご指摘していただけると嬉しいです。最後まで見ていただきありがとうございました!ブログ以外では、インスタグラムやX(旧ツイッター)などでも活動をしております!興味がある方はぜひ見てくださると嬉しいです!
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