こんにちは!トッティです!
社会人になると、給与をもらい始めた安心感と同時に、将来への漠然とした不安から「とりあえず保険に入っておこう」と考える人は少なくありません。
ですが保険は、一度契約すると数十年にわたって毎月支払い続けることになるため、入り方を間違えると払い損になって大きな負担になります。
そこで今回は「やってはいけない保険の入り方」と「どうすれば正しく保険を選べるか」を解説していきます。
この記事を読むことで「保険の適切な入り方がわかった!」「保険を見直して出費を減らすことが出来た!」となれば幸いです。
この記事を書いた人
やってはいけない3つの入り方
リスクが怖いからなんとなく入る

「もし何かあったらどうしよう」
このような不安に駆られて保険に入る人は多いですが、この入り方は失敗のもとです。
不安だけを基準にすると、必要以上に手厚い保障をつけてしまい、毎月の支払いが過剰になります。
また、めったに起こらないリスクなうえに起きたとしてもそこまでダメージを追わない保険に入ってしまうと払い損になってしまうケースがあります。
貯蓄を目的とした保険

「貯金しながら保険も得られる」と聞くと魅力的に感じますが、実際は効率が悪いケースがほとんどです。
例えば、有名なもので養老保険というものがあります。円建てや外貨建て、投資信託を利用する変額タイプなどさまざまですが、いずれも満死亡した際や満期まで保険料を払い続ければお金がもらえるという仕組みです。
これだけ聞くと、「リスクに備えて貯金もできるなんて素晴らしい!」と感じる方もいると思います。
しかし、急に多くの出費が必要になったため途中解約すると、元々払った保険料より減っていて損をすることが多いです。
資産形成を目的とするなら投資信託や預金の方が柔軟性がある上に、最終的な運用成果もNISAやiDeCoに劣るものが非常に多いです。
営業マンに進められるまま入る

社会人になったばかりだと知識が乏しいため、営業マンの説明を鵜呑みにしてしまいがちです。
しかし、営業側は会社の利益になる商品を優先して提案することも多く、自分にとってベストな保険とは限りません。
内容をよく理解しないまま契約すると、将来「無駄な契約をしていた」と気づく可能性が高いのです。
どのように入るべきか
公的保険でカバーできないリスクに備える

日本には健康保険や高額療養費制度、傷病手当金など公的制度が整っており、実は大部分の医療費や生活費はある程度カバーされます。
まずはこれらを理解した上で、本当に不足する部分だけを民間保険で補うのが賢い方法です。
最終的には自分で調べて自分で入る

情報収集は手間がかかりますが、最終的に自分の判断で契約することが後悔しないための条件です。
比較サイトやファイナンシャルプランナーのアドバイスを参考にしつつも、最後は「自分のお金を自分で守る」という意識を持って選びましょう。
そうすることで、保険に対する納得感や安心感が大きく変わります。
保険と貯蓄は分けて考える
保険はあくまでリスクに備える「守りの手段」であり、将来の資産を増やすのとは全く別です。
この2つを混同してしまうと、どちらも中途半端になり出費は増えてお金は貯まらなくなります。
保険料は最低限に抑え、その分を貯蓄や投資に回すことで、バランスの良い家計管理ができます。
まとめ

保険は「なんとなく入っておけば安心」という認識を持って方が多いですが、入り方を誤ると保障は必要以上に手厚いのに家計が苦しくなります。
- 既にある公的保険の理解した上で自分にとって本当に必要な部分にだけ備える
- 最後は自分自身で判断して契約する
- 保険と資産形成を分けて考える
自分に合った入り方をすれば、節約ができて貯金や投資に回すことが可能です!
家計が苦しいと感じる方は、ぜひ保険の見直しをしてみましょう!
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