「電気代がもったいないから…」と、真夏でもエアコンを我慢していませんか?
実は、その節約が健康にも家計にも大きなリスクをもたらす可能性があります。
今回は、エアコンをつけないことで起こる危険と、むしろエアコンをつけた方が節約になる理由を実際に東京で起きたニュースを参考に解説します。
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エアコンを使用しないと熱中症になる

夏の室内は、窓を閉め切ると想像以上に温度が上がります。
体温が上昇し、水分と塩分が失われると熱中症の危険性が急上昇。最悪の場合、命に関わることもあります。特に高齢者や子どもは体温調節が苦手なため、注意が必要です。
そのため、エアコンをつけると光熱費はかかるかもしれませんが真夏では必ず使いましょう!
熱中症患者の3分の2がエアコンを使用していない
NHKのニュースによると、今年の6月から7月末までで56人が熱中症でなくなったそうです。亡くなった方の内、3分の2がエアコンを使用していなかったそうです。
「自分は大丈夫」と思っていても、室内の高温・多湿は体に大きな負担をかけます。
気になる方は以下のリンクからニュースをご覧ください。
東京23区でことし56人熱中症疑いで死亡 エアコン使用せずが3分の2以上 専門家“昼夜問わずエアコンを” | NHK | 熱中症
エアコンをつけた方が結果的に節約に繋がる

エアコンを使用することで「光熱費がかかってしまう…」と考える方が多いと思います。
しかし、エアコンを我慢して熱中症になれば、医療費や通院時間、体力の消耗など、金銭面でも健康面でも長期的に見て大きな損失になります。
また、部屋を一度高温にしてから冷やす方が電力を消費するため、こまめにオン・オフするよりも適温を保ち続けた方が電気代を抑えられるケースも多いです。
目の前の節約にとらわれるのではなく、長期的に見た節約を意識しましょう。
まとめ
・エアコンの我慢は命の危険につながる
・熱中症患者の多くはエアコンを使っていない
・適切な使い方をすれば、むしろ節約になる
節約は大事ですが、健康を犠牲にしては本末転倒です。エアコンは賢く使って、快適で安全な夏を過ごしましょう。
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