複利とは何か?投資における最大の味方に付いて解説!

投資

今NISAなどの資産形成をしていて「複利」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?

資産形成を考えるうえで、「複利」という考え方を知っているかどうかで将来の差は大きく変わります。特に長期投資においては、複利の効果が資産を雪だるま式に増やしてくれる大きな力になります。

本記事では、その複利の仕組みや単利との違い、さらにNISA制度が複利を活用しやすい理由についてわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで「複利の仕組みを理解できた!」となれば幸いです。


複利とは?

複利とは、投資で得られた利益を元本に組み込み、次の運用でもその利益を含めて増やしていく運用方法のことです。

例えば、月100万円を投資をして月に5万円を利益が出た場合、その5万円をまた投資に回すという事です。

この複利は、最初は小さな増え方でも時間が経つほどその成長スピードが加速していくのが特徴です。長期で見れば、複利の力は驚くほど大きくなります。

単利と複利での数年後の差

元本100万円を一括で投資し、以後は追加投資をせず、年5%の利回りで20年間運用した場合

単利というのは、元本に対してだけ利息がつく仕組みです。

例えば毎年5%の利回りで100万円を10年間運用すると、単利では10年間で50万円の利益になります。一方、複利で運用すると、利息が再投資されて増えていくため、最終的な利益は約63万円になり約13万円も差がつきます。

20年目になると更に差が広がり、単利は20年間運用すると最終金額は200万円になります。一方で複利は20年間運用すると約265万円になり約65万円の差となります。

このグラフから見て分かる通り、年数が長くなればなるほどこの差はさらに大きく開きます。複利は「時間と共に力を増す魔法」とも言えるでしょう。

NISAは複利の力を活用しやすい

NISA(少額投資非課税制度)を活用することで、複利の効果をさらに最大化できます。

通常、投資で得た利益には税金がかかりますが、NISA口座内で得た利益には税金がかかりません。そのため、利益をそのまま再投資でき、複利の力を最大限に引き出せるのです。

また分配金が貰える銘柄の場合は、分配金の設定を「受取型」ではなく「再投資型」にすることで複利の効果が高まります。NISAでもぜひ複利の力を活用しましょう!


まとめ

複利は、投資をするうえで最も強力な武器の一つです。早く始めて長く続けることで、その効果は何倍にも膨らみます。

特にNISAのような非課税制度を活用することで、より効率的に複利の恩恵を受けることができます。資産形成を本気で考えるなら、複利の仕組みを理解して味方につけましょう!

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