【要注意】お金が貯まらなくなる危険なサービス3選

知識・マインド

こんにちは!トッティです!

手軽に利用できるサービスの中には、一見便利に見えても長期的には家計を圧迫してしまうものがあります。

今回は、お金が貯まらなくなる危険な3つのサービスを紹介します。

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危険なサービス①:リボ払い

リボ払いの仕組み

リボ払いとは、クレジットカードで使った金額に関わらず、毎月の返済額を一定にできる支払い方法です。

似たサービスで分割払いというものがあります。

リボ払いと分割払いの違い

  • 分割払い : 毎月の支払回数を決めれる。(例)10,000円を2回に分けて支払う。
  • リボ払い : 毎月の支払額を決めれる。(例)10,000円を毎月1,000円ずつ支払う。

一見「毎月の負担が少なくて便利」に思えます。

しかし、リボ払いには危険な落とし穴があります。

リボ払いの落とし穴

元本がなかなか減らない

毎月の返済額が少ない分、元本(利用した元の金額)がなかなか減らず、その間に利息が発生します。

利用した金額が20万円など、値段が上がり返済期間が2年など長くなるほど利息はどんどん膨らんでいきます。

結果として、最終的な支払総額が購入額を大きく超えてしまうことも珍しくありません。

金利が非常に高い

リボ払いの手数料(金利)は年15%前後と非常に高く設定されています。

知らない方々からすると、あまりピンとこないと思うので株式と比較してみましょう。

平均年利の比較 

  • 日本株式 : 約4%~7% 
  • 米国株式 : 約6%~8% 
  • リボ払い : 約15%前後 (JCBカード

野村アセットマネジメントの資料によると、主な株式の年利が約4%~8%です。

それに対して、リボ払いは約15%でその約2倍以上であり非常に高いのが分かると思います。

少額の利用でも、長期間かけて返すと支払う利息が膨らみ、貯金するどころではなくなります。

利用しないための対策

クレジットカードを使う際、基本は一括払いを選びましょう。

また、高い買い物をする際は自分の生活資金が残る範囲内で行うようにして、それでも購入できない場合は諦めましょう。

また、リボ払いが自動設定されている場合は、カード会社のサイトから解除することも忘れずに。

トッティ
トッティ

自分はクレジットカード作成する段階で、設定でリボ払いの自動設定をおすすめされたことがあります! 

作成の際も、リボ払いの自動設定はしないようにしましょう!


危険なサービス②:消費者金融

消費者金融は、個人に対して少額・短期でお金を貸してくれる金融サービスです。

審査が緩くて急な出費に対応できる手軽さが魅力ですが、その分のリスクも非常に大きいです。

「高金利」

リボ払いと同じように、消費者金融の金利は年3~18%程度(JCBカード)と非常に高く、少しの借入でも返済総額が膨らみます。

「今月だけ…」と思って借りても、翌月も返せずに借り足しをしてしまうケースが多発しています。

■ 返済不能に陥りやすい理由

毎月の返済が利息ばかりで元本が減らず、雪だるま式に借金が増えてしまうためです。

気づいた時には返済不能に陥り、自己破産などの最悪の事態に陥る可能性もあります。


危険なサービス③:年収の倍以上のカーローン

自動車は移動手段としてあると非常に便利なものですが、年収の倍以上のカーローンを組むのは非常に危険です。

自動車には本体価格以外にも、ガソリン代や車検代、自動車税などの維持費もかかるため多くの支出を生みます。

そのため、年収の倍以上のカーローンを組むのは収入に対して返済額が重くなりすぎ、家計を圧迫してしまいます。

多くの自動車は資産ではなく「負債」になる

多くの自動車は購入直後から価値が下がっていくため、資産というより「負債」に近い存在です。

高額なローンを組んでまで買う価値があるか、自分の手元の資金でローンを払うことは可能なのかを冷静に判断する必要があります。

車を購入する際の適正な目安

無理のない目安は「年収の半分以下」までが理想です。

できれば、頭金を多めに用意したり、金利が低いものを選ぶ、中古車を選ぶなどの工夫で負担を軽減しましょう。

また、燃費が良いものや税金がかからないもの、保険料が安いものなど維持費も気にして購入するのをおすすめします。


まとめ

  • リボ払い
  • 消費者金融
  • 年収以上のカーローン

本日は、上記3つの危険なサービスを紹介いたしました。

お金が貯まらなくなる大きな原因は、「目先の支払いの安さに惑わされて、高額な利息や負担を抱えてしまうこと」です。

将来のために貯金を増やしたいなら、まずはこれらの「危険なサービスを使わない」ことが一番の近道です。

また、株式や債券などの金融商品の平均金利を知っておくことで、そのサービスの利息が高いか低いかを判断しやすくなります。

なので、金融商品の平均金利を覚えておくことをお勧めします。

正しい知識を身につけ、無理のないお金の使い方を心がけましょう。

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